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help リーダーに追加 RSS 季節はずれの収穫

<<   作成日時 : 2008/12/15 18:00   >>

驚いた ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 4

 冒頭のタイトルとは裏腹に、今年は異常な面は多々見られたものの、四季の季節の移ろいに限って言えば、ほぼ順調に推移したのではないでしょうか。夏場以後の季節の動き如何では、来年以降の農作業に直接影響が出るだけに、固唾を呑んで見守ってきましたが、どうやら、ウチの田畑がある大阪北部の里山は、ほぼ例年通りの冬を迎えることになりそうです。
 ま、多少の季節の揺らぎはあるでしょうけど・・・。

 その「季節の揺らぎ」にすっかりダマサレた者を発見。いや、僕ではありません。ウチで栽培しているシイタケです(笑)。

 先日の土曜日(12月13日)、夜勤明けで眠い目をこすりながら、久々に山林内のシイタケのほだ木の状態を確認しようと、入山。すると、驚いたことに、シイタケがぽつぽつと発生しているではありませんか!!

 シイタケの発生時期は、栽培種の場合、品種によって相違がありますが、ウチの品種は通常、春に発生します。
本来なら、この時期はまだほだ木の中で菌の本体が少しずつ生育しながら、春の発生に備えて力を蓄えている状況で、発生することはありません。
 但し、初冬の時期は、日本列島を覆う冬型の気圧配置が緩んで小春日和のような暖かい日が数日続くことがあり、まるで、シイタケが本格的に発生する3月のような陽気になったりします。
 慌て者の菌の中には、それを「春が来た」と勘違いして、シイタケを発生させてしまう個体があっても、まあ、不思議ではないということなのでしょうね(苦笑)。

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 とりあえず、思わぬ臨時収穫!! 通常の収穫時期なら悩まされる虫食いも、さすがにこの時期には虫がいなくなるので、きれいな生シイタケが収穫できました(笑)。

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 シイタケのほだ木の様子を撮ればよかったんですが、まさかのシイタケ発生にすっかり舞い上がり、撮影を忘れていました(苦笑)。 
 採ったシイタケはさっそくシイタケステーキにして、ありがたく頂きました。この写真で堪忍して下され(笑)。
 
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 さて、ウチの畑での(品種としては)今年最後の収穫物・サトイモ。
 やっとこさ、前述のシイタケを採った同日に初収穫と相成りました。
 上の写真は、すっかり冬枯れして、あの大きな葉が無くなったサトイモ畑。

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 上の写真は葉っぱを含む、草本体上部が殆ど枯れたサトイモ。この根元の「親イモ」の周囲に「子イモ(小イモとも呼ぶ)」が付きます。
 下の写真:その親イモを掘り出すために、株の周囲の土を、子イモを傷つけないように掘り取ります。

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 掘り出した親イモ。ストロボの光で見辛いですが、周囲に子イモが数個、出来ています。ウチでは施肥の量は最小限に抑えているのと、この畑はやや日当りが良くないので、収量としてはイマイチです。

 収量を上げたければ、効き目の強い化学肥料や、施肥している堆肥の量を倍増するなどの手はありますが、安易な肥料の大量投入は、その畑の土の環境を激変(=破壊)させる恐れがあるのと、栽培する作物にとっても決してプラスにならないので、自戒しています。
 人手が入る畑といえども、人間だけのモノではなく、そこに住むすべての命の拠り所です。人間だけの都合で「破壊」し、「収奪」しつくすことは許されない。これは僕の流儀です。

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 今年、植え付けられ、種イモとしてサトイモを生育させ、子イモを作った親イモ。品種によっては、この親イモも食べられるものもあります。(こいつは食べません)

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 今回収穫したサトイモ。収量は不満(苦笑)ですが、日当りはイマイチなものの、土質がやや湿っているせいか、イモ自体の出来は決して悪くはないようで、調理して食べるのが今から楽しみです。サトイモ、大好き!(笑)
 
 ここでは、すぐ側にサツマイモを植え付けていたのですが、そのサツマイモ、今年はネズミやニホンザル(だと思う)などに3分の2ほども食害されてしまっています。

 ところが、サトイモの方は今回掘ったイモを全てチェックしてみたところ、生物による食害痕跡はゼロ(!)。
 何でや?

 これはおそらく、サトイモが有毒植物であることが原因だと思われます。
 サトイモは、モノによっては調理して食べると、口や喉がヒリヒリといがらっぽくなる(この状態を、関西では「エグイ」と表現します)ことがあります。実は、この症状を起こす物質がシュウ酸カルシウムなどに代表されるシュウ酸塩という物質で、顕微鏡で観察すると、その結晶は鋭い針や刃物のような形状で、「如何にも・・・」という感じがします。
 サトイモ科の植物はこの有毒物質を大量に含む種類が多いことで知られています。

 このシュウ酸塩、熱で分解されるので、良質のサトイモならばきちんと加熱調理すれば、まず問題はないはず。しかし、人間ならばこうして「火」を使って解毒できるのですが、野生動物はそうはいきませんよね。
 野生動物は、有毒なモノ、実害のあるモノには手を出そうとしません。何故それが有毒と分かるのかは?です。
 詳しくは、動物本人に聞いてみて下され(笑)。
 
 かくして、ボロボロに食い荒らされたサツマイモ畑のすぐ隣で、サトイモはまったくの無傷で収穫できた訳です(苦笑)。



 

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
しいたけは 冬の贈り物になったみたいですね。
美味しそうです。

ところでくわいは 掘り起こさなかったんですね

ヒロロン
2008/12/16 07:27
しいたけもさといもも美味しそ〜!
さといもはシンプルに甘辛く炊いて柚子をまぶせるのも
美味しいですが、唐揚げにして塩で食べるとほくほく感が
最高で大好きです!
ハワイのタロイモもさといもととっても近い種なので
たまにエグイのにあたると悶絶します。(笑)
動物ってほんとどうして見分けることができるんでしょうね?
fumi
2008/12/16 11:54
ヒロロンさん:
 う〜ん、クワイねぇ。時間的に余裕があれば掘ってもいいんだけど・・・。
ある程度は掘り出しておかないと、水田の巨大な雑草と化してしまってどんどん増えるので・・・(苦笑)。
 検討してみます(笑)。
しげやん
2008/12/17 20:11
fumiさん:
 ここ2〜3年のうちに菌打ちしたほだ木からもシイタケが発生していたのは嬉しかった。ちゃんとシイタケの菌が定着して順調に育っている何よりの証なので。来春の収穫はかなり期待できそうです(笑)。
 タロイモもサトイモと同じサトイモ科の植物。非常に種類が多く、東南アジア、環太平洋地域では広く食用にされているようです。サトイモ科の植物には有用植物が多い反面、有毒植物も多い。マムシグサ、テンナンショウ、ザゼンソウ、ミズバショウなどもサトイモ科ですが、これらの種類は有毒物質・シュウ酸塩を大量に含んでいる場合が多く、こんなモノを間違って喰った日には、それこそ「悶絶」してしまうでしょう(苦笑)。
しげやん
2008/12/17 20:43

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