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本来ならここ大阪はこの時期、梅雨末期のはず。ところが、日本列島の天気図から梅雨前線はいつのまにか消滅・・・。このまま梅雨明けとなれば、夏場の水不足は必至です。 が、日当りがイマイチなウチの田んぼにとって、降雨や曇天が少なく、日照時間が増えるということは、それだけイネの生育を後押ししてくれるということ。水田ですから水不足は困りますが、大抵水田の水不足は何とかなる場合が多いんです。だとしたら、冷夏よりは暑い夏の方が良い。 ウチの田畑から上流部を仰ぎ見るの図。この写真だけを見る限り、これは真夏の空模様。ホンマに、梅雨、明けたんと違う? しかし、ここ数日、天候が不安定な状況で、現時点ではまだ本格的な梅雨明けには至っていない模様です。 野良仕事の方は、稲作最大の苦行(苦笑)、田んぼの除草が中心になっています。7〜8月まで、月火木金がバイトで水土日を野良仕事に充てているんですが、その田んぼの除草が盆前頃まで続くので、当分の間、殆ど休めそうにありません。 そんな中、田畑周囲では梅雨時期を飾る野草が順次、開花してきています。 これはご存知の方も多いと思いますが、キク科の多年草、ノアザミです。アザミの仲間は国内では60種ほどあるとのことですが、5月頃から開花するのはこのノアザミだけなので、この時期なら容易に識別できます。 群落のようなものは作りませんが、この地域では初夏から晩秋まで、株が入れ替わり開花し続けます。赤紫色の花は遠くからでも鮮やかに目立ちます。 ストローのように見える、細い1本1本が花で、その花の集合体を「頭花」と呼びますが、キク科の植物はこの頭花を付けるのが特徴です。それにしてもこのノアザミの頭花はとてもモテてますね(笑)。アブの一種とモンシロチョウが訪れました。 田んぼの山林側の畦に毎年できる、ドクダミの「お花畑」です(苦笑)。畦なので作業の都合で通らざるを得ず、踏跡を付けてしまいました(苦笑)。歩くと、ドクダミ特有の異臭がむっと漂ってきます(苦笑)。 ドクダミ科ドクダミ属の多年草で、古くから民間薬として利用され、10種の薬効があるという意味から、「十薬」とも呼ばれているのは周知の通りです。 写真で白い花びらのように見えるのはがくが変形したもので、その白いがくの上に直立した花穂に、めしべとおしべ3本だけを持つごく小さな花(この花自体は花びらを持たない)がびっしりと付いているのです。 以前、知人から「ドクダミ茶」の作り方を教わったことがあるのですが、田植え〜除草と最も忙しい時期に収穫してやらなければならないので、ドクダミのお花畑を目前にしながら、まだ「ドクダミ茶」を味わえないでいます(苦笑)。 これは10日ほど前に咲いたものなんですけど、ユリ科の多年草でササユリです。昔、人が薪炭などを取るために里山を丁寧に手入れしていた頃には普通に見られたユリだそうですが、その里山の荒れと共に、このササユリも急速に姿を消しつつあります。 自然が色濃く残っているこの地域でも、ササユリが美しく開花しているのを見るのは珍しくなってきました(泣)。 葉っぱがササそっくりなことが名前の由来です。名前の由来は結構大袈裟なことが多いんですが、このササユリに限っては、花やつぼみが無く、周囲にササが生い茂っていれば(ササユリはそのような環境で自生することが多い)、間違える可能性が高い。何も知らずに機械で草刈をやっていると、知らずに刈ってしまったりしてしまいます(苦笑)。 今年、ウチの田んぼの側で開花したのはこの1株だけ。それでも、この美しい花を拝めただけ、幸せです。昨年はなぜか、開花直前に、花が忽然と姿を消しましたから(どうやら、盗まれたらしい・泣)。 今回のブログのトリを務めるのはこの野草、みなさんご存知のホタルブクロです。ウォーキングなどで市街地を歩いていると、この時期、結構庭先やプランターで栽培しているのを見かけます。花の形がユニークで美しいので、栽培されることの多い植物ですが、原種の野草の方は、前述のササユリの欄でも触れたように、里山の荒れに呼応するようにめっきりその姿を減らしています。 ウチの田畑のある茨木市北部の自然の色濃い里山でも、このホタルブクロはどこにでもあるという野草ではなく、毎年、ほぼ同じ箇所に点在して自生しているような状況です。大きな群落を作ることもなく、まさに「点在する」という表現がふさわしい。しかし、一度開花すれば、そのユニークで大柄な花は遠くからでも目立ちます(笑)。 キキョウ科の野草は花が美しい仲間が多いですが、このホタルブクロもそのキキョウ科ホタルブクロ属の多年草です。別名や地方名が多いことでも知られ、子供がホタルを花の中に入れて遊んだという名前の由来も、ホタルブクロが人に親しまれてきた野草であることを物語っています。 数年前に今の田畑をお借りした時にはホタルブクロは見られなかったのですが、3年目ぐらいから畑の法面に復活し始め、写真のような白い釣鐘型の花を付けたのを見た時には感激したのを覚えています。 荒れていた畑を再開墾し、法面などの草刈を励行することで、勢いの強い他の雑草との競争に負けて土中で眠っていたホタルブクロを呼び覚ましたらしい。それ以降、草刈のタイミングを調整することでホタルブクロが種を落とせるように努めた結果、今年には株が若干増えていました(笑)。 このような野草を残していくためには、里山の環境保全に大きく関わる、我々百姓の創意工夫もポイントのひとつであることを、このホタルブクロは教えてくれています。 ところで、このホタルブクロの名前の由来である、「ホタルを花の中に入れて遊ぶ」を是非とも実行してみたいと画策してはいるのですが、ウチの田畑では難しいことが分かってきました(苦笑)。 ホタルブクロの開花時期は梅雨末期の6月末〜7月初旬なんですが、この近辺でのゲンジボタルの発生時期は6月中旬頃で、微妙に時期が合いません(苦笑)。 ヘイケボタルなら7月初旬頃から8月にかけて発生するので、捕獲してホタルブクロの花の中に入れるのは可能ですが、ヘイケボタルはゲンジボタルより小型な分、光も弱々しく、ホタルブクロの花の中に入れても、提灯のようにホタルブクロの花が「点灯」するかどうかは極めて?。 日没後の夜間にその様子をデジカメで撮影するのはほぼ不可能だろうということが分かってきました(苦笑)。 だから、どうなのだ? と問われると返す言葉が無い、ただの遊びなんですが・・・。 ウチの田畑の下手を流れる川沿いのゲンジボタルは既に姿を消しましたが、ウチの田んぼのヘイケボタルはこれからしばらくの間、その光の舞いを楽しむことができます。今年はまだ見てませんが・・・。 ヘイケボタルに関しては、また後日、触れてみたいと思っています。 |
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| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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花に囲まれての作業 大変でしょうけど |
ヒロロン 2008/07/09 07:35 |
やはり、お忙しい毎日をお過ごしなのですね。 |
舞萩 2008/07/09 23:38 |
こんばんは〜〜♪ しげやんさん おつかれさまです。 |
きいろろ 2008/07/11 00:33 |
ヒロロンさん: |
しげやん 2008/07/14 06:15 |
舞萩さん: |
しげやん 2008/07/15 06:07 |
しげやん様: |
舞萩 2008/07/15 21:02 |
きいろろさん: |
しげやん 2008/07/16 07:45 |
舞萩さん: |
しげやん 2008/07/17 06:15 |
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